心療内科の治療内容と治療期間はどのくらいか


直接的な治療が少ないために費用は安め

心療内科は内科や耳鼻科などと比べると、かかったことのある人が少ない医院かもしれません。風邪を引いたからといって子供の頃からお世話になる内科などとは少し違った存在の医院です。大人になり、家庭の悩みや仕事のストレスで心の病になってしまった時にかかるのが心療内科で、主に投薬で治療が行われます。他の医院と比べると、ヒアリングやカウンセリングに重点が置かれるため、直接的な治療である注射やレントゲン検査などがありません。基本的には直接手を下す治療を行わないので、治療費が比較的安く抑えられるという特徴があります。その代わりに毎回の薬はほぼ必ず出されるのと、睡眠薬が含まれるために一度にたくさんの量は処方されません。

長期化する症状の人が多い

治療期間に関しては症状によって異なりますが、一週間や二週間で治るタイプのものではなく、2か月か半年か、といった長期的な治療になることが多いようです。病気の原因が家庭にあった場合は、離れることができないため、治療をしながら病気の原因と直面し続けることになります。家族と距離を置くというのはなかなかできることではないので、治療は長期化してしまうのです。仕事のストレスが原因だった場合は休職するか、または転職も考えた方が良いでしょう。家庭からは逃げられませんが、仕事から逃げるのはまだ可能性のある話だからです。これもその人の状況によりますが、仕事の影響で心を病んでしまい、休職して治ったとしても同じ職場に復職してしまっては再発する可能性は高くなります。

品川の心療内科は駅から徒歩数分程度で行けるところもあり、時間に余裕のない方でも、通勤・通学のついでに気軽に足を運べます。